高級食材、ブランド品、イタリアンレストランでの食事―。埼玉県警に殺人容疑で再逮捕された木嶋佳苗容疑者(35)のブログには、華やかな暮らしぶりがつづられていた。それを裏付けるような浪費癖。しかし、周囲の関係者の話からは、地味でおとなしいといったブログから受ける印象とはかけ離れた人物像も浮かび上がる。
「化粧っ気がなく、いつも地味な服を着ていた」。木嶋容疑者が2006年まで住んでいた東京都板橋区のマンションの管理人は「あいさつしても恥ずかしがって何も言わない。おとなしい人」と振り返る。家賃は滞納気味だったが、ネットの通信販売やオークションを頻繁に利用していたといい、ごみ集積場には同容疑者の住所が記された段ボール箱が山積みになっていた。
あて名はいつも「吉川桜」。偽名を使っていただけでなく、料金着払いの商品をめぐって業者とトラブルになったこともあったという。
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